恋愛賢者が教えるおすすめ30の攻略法でマッチングアプリを極めよう。

従量課金型のマッチングアプリでは、効率的なメッセテクが要求される

大手も方針が割れるポイント制と定額制

マッチングアプリの料金形態は従量課金制と定額制+従量課金制の2種類があります。それぞれ相場に基づいた適正価格のサービスを選ぶのがポイントです。

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課金システムについて

金がないサラリーマン

「安くて出会えるなら試してみたいが…」
こんな風に思いながらも、金銭的な理由で登録を躊躇している人も多いのではないでしょうか?
ここでは、恋活・婚活系サービス全体の料金体系について解説します。

具体的な料金プランや利用例をご覧いただくことで、意外にも現実的な金額で活動できることが分かるでしょう。

まず、大きく分けて次の2つの料金形態があります。

従量課金は従来のサービスから続く、定番の料金形態です。
最近では、月額○○円と定額で使えるところも増えてきていますので、それぞれの特徴を比較してみましょう。

①従量課金(ポイント制)

多くのコンテンツに採用されている料金形態です。
基本的に登録までは無料。サービスの利用時にメッセージ送信1通あたり○○円といった形で都度課金されます。
1,000円・3,000円・5,000円…とポイントをチャージする事前課金方式が主流で、気づかないうちに費用がかさんで高額請求されるリスクも少なく、安心して利用できるのが特徴です。

従量課金(ポイント制)の特徴
  • YYC・PCMAX・ハッピーメール等、多くの老舗サービスが採用
  • 基本的に無料で登録可能
  • 個人情報登録が不要な場合が多い
  • サービスによって無料コンテンツの範囲が違う(女性完全無料、掲示板投稿、プロフィール閲覧などでポイント消費される場合と無料利用可能なケースがある)
  • 購入したポイントに対しては有効期限が1年or有効期限なし
  • 新規会員登録特典、ログインボーナス、紹介特典など無料ポイントも用意
  • 効率的に活動すれば、無料or格安で良質なサービスを受けられる
  • 登録ハードルが低く、膨大な会員数を誇る
  • プロフ・写真閲覧にポイントが必要になり、じっくり吟味したい場合は不向き
  • 女性はメッセージ回数に応じてポイントを貰えるので、それを目的としたキャッシュバッカーが存在する
  • 一部、サクラや法外な料金設定でボッタクリ運営をしている悪徳サイトもある

②定額制+従量課金

定額制サービスは、一定料金で一通りの機能が利用できるようになります。
サイトまたはアプリ内のメッセージ送受信は無料・無制限なので、マッチングした後はじっくりメッセージのやり取りができます。

基本プランは、アプローチできる回数(いいね数)や検索条件に制限がありますが、上位の「プレミアムプラン」や「いいねの追加購入」を行うことで、より積極的に活動を行うこともできます。
プレミアムやVIP会員など上級プランであれば「異性検索で優先的に表示される」「新着ユーザー表示」と有利な特典も付いてくるのである程度は"課金したモノ勝ち"な仕組みが成り立っています。

定額制+従量課金の特徴
  • ペアーズ、Omiai、タップルなど勢いのあるサービスが採用
  • 基本料金のみでも十分にチャンスがある
  • 身分証提出で真剣に活動している方を対象にしたサービスが多い
  • 女性も有料もしくは基本無料+プレミアムプラン有料と一定の課金条件がある
  • 女性も本人確認や費用負担があるため、真剣なユーザーが集まりやすい
  • サービス内のチャットやメッセージ機能でじっくりやり取りしてから、連絡先交換やデートのアポを取る
  • 真剣恋愛・婚活を推しているため、即日アポは難しい
  • 割り切りや遊び目的での利用はトラブルの原因となりやすい
  • 人気会員にアプローチが集中し、非常に競争が激しい

料金相場

各サービスのおおよその料金相場をまとめました。
詐欺まがいの高額なサイトやアプリは避けるべきですが、相場を大きく下回る低価格なサイト・アプリも会員不足や信頼性に欠けると判断してよいでしょう。
会員数・監視体制・運営会社がしっかりしているサービスは概ね適正相場前後の料金に落ち着く傾向があります。

波打ち際で遊ぶカップル

従量課金のポイント相場

会員登録

無料

メッセージ送信

50円〜100円

メッセージ受信

無料〜100円

掲示板投稿

無料

プロフィール閲覧

無料〜30円

画像送受信

無料〜70円

動画送受信

50円〜150円

新規登録特典

なし〜3,000円分ポイント

従量課金のサービスではメッセージの送受信だけでなく、無料で利用できる範囲も確認しておくことが重要です。
自分からガンガンアプローチをしたい、掲示板を利用して受身の戦法を取るなど、活動方針によって料金面で有利なサービスが異なります。
優良マッチングアプリ・サイトであれば、月に数千円程度の微課金でも満足のいく活動が可能です。
悪徳サービスは料金が不当に高く"数万円分のポイントを購入しても数時間で空になった"なんて話もざらです。

YYCやワクワクメールに代表される大手サービスはメッセージ受信無料、メッセージ送信50円の料金プランが一般化しています。
登録前に必ず料金プランを確認し、受信メッセージ閲覧が有料だったり1通50円の送信料金を大きく超えたりする場合は一度疑って掛かりましょう。

定額制+従量課金の月額料金相場

男性基本プラン

2,500円〜4,000円

女性基本プラン

無料〜4,000円

プレミアムプラン

2,000円〜3,500円

追加従量課金

100円〜

定額制のサービスでは、ブラウザ決済とアプリ内決済で料金が異なる場合が多く、特にアプリ内決済は割高になる傾向があります。

また、定額制には長期利用割引があり、1ヶ月プラン>3ヶ月>6ヶ月>12ヶ月と割引率が上がっていく仕組みが採用されています。
例えば、12ヶ月プランを選ぶと月額がほぼ半額になることもあるため、中長期的な活動を視野にいれているなら長期プランを活用するとお得に活動できます。

仮に、基本プラン+プレミアムプランもしくは追加ポイントを買い足した場合でも月額は5,000円〜8,000円程度です。
従量課金制のサービスでは「月に数万円も使ってしまった…」ということが起こりがちですが、定額制ではこのような事態を回避しやすいのがメリットだといえます。

標準プラン(定額制)では「いいね」を押せる回数に制限があるため、より多くのアプローチをしたい場合にはプレミアムプランやポイントの追加購入が必要です。
定額制はログインの有無に限らず月額料金が発生するデメリットはあるものの、総額で見れば完全従量課金(ポイント制)より安上がりとなることも多々あります。

一定期間は真剣に活動する!と強い意志のある方なら、最初から3ヶ月・6ヶ月プランでスタートすることもお奨めします。

完全無料のサービスは存在する?

完全無料のマッチングアプリを探す男性

出会い系サイト全盛期の2000年代初頭には「スタービーチ」という完全無料で出会える掲示板型サイトが存在していました。
デイリーアクセスは1,200万、月間アクセスは4億5,000万に達し、とんでもないほどのユーザー数を抱えていましたが、2009年2月の出会い系規制法改正により閉鎖されました。
30代以上の方であればこのスタビでオイシイ思いをした方も少なくないのではないでしょうか?

特に出会えるサービス=無料の認識がある世代から質問が多い完全無料サイト或いはアプリの有無についてですが、残念ながら本当に無料でマッチングできる優良サービスは現在皆無です。

女性であれば完全無料のサービスは多数ありますし、女性=無料が一般的と言えるでしょう。
ほとんどのマッチングアプリやサービスは男性ユーザーの課金で成り立っており、完全無料と良質なサイト維持を両立するのは不可能なのです。

完全無料サービスがなくなった理由

かつて完全無料で出会える優良サイトが存在していた理由は次の2つがあります。

  • 膨大なアクセスによる広告収入で運営が成り立っていた
  • ほぼ放置で掲示板運営ができた

恋活・婚活サービスを運営するには相応のコストがかかり、利益を上げられなければ持続的な運営は困難です。

出会い系サイトが登場した2000年代初頭は、ネットコンテンツが若者の間で普及し始めて間もない時期でした。
この頃は多くのユーザーを集めることで広告収入を得られたため、無料掲示板型の出会い系サイトも成り立っていたのです。

現在も、出会い系以外の無料アプリは広告収入のみで運営されるケースが多くありますが、かつてのような高単価のアダルト系や金融系広告収入だけで十分な収益を確保するのは難しくなっています。
そのうえ、運営側が厳重なセキュリティ体制を整え、悪質ユーザーの排除やサポートに取り組む必要があり、どうしてもコストがかさむ傾向にあります。

かつて無料で人気を博した「スタービーチ」も、スパム業者やサクラの増加に伴うトラブルが原因でユーザー離れが進行し、最終的には法規制の改正に対応できず、閉鎖に至りました。
現代のマッチングサービスは、ユーザーに安心して利用してもらうための体制強化と持続的な運営を両立させるため、やむを得ず課金システムが取り入れられているのです。

出会い系規制法の歴史

現在では、恋活・婚活系サービスを運営するコストが大幅に増加しています。
24時間365日の監視体制、スパム業者やサクラの排除、安全で安定したシステム構築、さらにスマホアプリ化といった運営の強化が求められているためです。
また、マッチングアプリやサイトの乱立による競争の激化も、サービスを完全無料で提供するのが難しい理由の一つとなっています。

このような背景から、かつては広告収入だけで成り立っていた無料の出会い系サービスも、収益減少と運営コストの増加により姿を消してしまったのです。

完全無料の出会い系がなくなり黄昏れる男性

完全無料サービスの落とし穴

男性ユーザーも完全無料のサービスがあれば、何かウラがあると疑ってください。
時代の変化もあり、広告収入のみで健全に運営することは不可能に近く、次のような落とし穴があると考えてください。

  • 完全無料と表示しておいて、結局はオプションなどの高額課金が待っている
  • 他の悪徳サービスへの誘導を目的にした釣りサイト
  • 詐欺業者によるカモ要素の高い個人情報として悪用される

仮にボランティア精神を持つ運営者が完全無料でサービスを提供したとしても広告を打つのが難しいため、多くの女性ユーザーを集めることは困難です。
冷静に考えれば、完全無料なのに女性が多数いる時点で確実にサクラだといえます。
結局は、他の悪徳サービスへ誘導するなど、何かしらの形で売上をあげようとしている運営の思惑がある事を認識しておきましょう。

また、「完全無料」だけでなく、料金が明確に表示されていない、またはわかりづらい表記のあるサービスも要注意です。
メッセージの送信料金が安くても、メッセージの受信やプロフィールの閲覧に高額のポイントを消費させたり、サクラばかりで実際には出会えなかったりと、かえって高額な費用がかかる可能性があります。

男性ユーザーがこの手のサービスを使うのであれば、多少の出費があることを理解しておきましょう。
適正料金で運営されている大手サービスを利用すれば、最小限のコストで効率的に出会うことができるのです。
ハッピーメール・YYC・イククルあたりの1,000万人超サイト(アプリ)がかつてのスタビに匹敵するサービスだといえるでしょう。