絶妙な温度感を演出する敬語とタメ語
出会い系アプリで知り合った女子とメッセージや電話や会った時の会話では、敬語とタメ口をどう使い分けるかが難しい問題です。
最初からタメ口全開で行くと"馴れ馴れしい"とか"チャライ"と軽薄さが目立ち、礼儀がないと門前払いされることもあります。
しかし、敬語を使いすぎると堅苦しく、なかなか距離を縮めることができないのも事実です。
敬語という日本語特有なニュアンスには難しさもありますが、上手く使い分けることで絶妙な温度感で会話することができます。
このページでは、出会い系アプリで役立つ口調の使い分けについて解説します。
「敬語4:タメ語6」が正解?
基本的に、実際に会ってある程度打ち解けるまでは、敬語とタメ語をMIXして使うのがもっとも無難です。
登場頻度は敬語4割・タメ語6割、若しくは半々程度がベスト。
状況や相手によって敬語はほとんど使わなくてもいいケースもあります。
また、メッセージのやり取りはタメ語中心だけど、実際に会った時は最初のうちは敬語も織り交ぜるとマナーを持った人だと好印象を持たれやすいです。
敬語とタメ語をMIXした文章
まずは、次の例を見比べてみてください。
①敬語・タメ語MIX
仕事忙しかったんだね、お疲れ様でした。
こっちも月末はいつも仕事が忙しくて、今日もバタバタだったよ。あと少しで週末だから、お互い頑張りましょう!
ちなみに来週の3連休って、全部予定は決まってる?
②敬語のみ
お仕事忙しかったんですね。お疲れ様でした。
私も月末は仕事が忙しくて、今日もバタバタでした。あと少しで週末だから、お互い頑張りましょう!
ちなみに来週の3連休は、既に予定は決まっていますか?
③タメ語のみ
仕事忙しかったんだね、おつかれー。
こっちも月末はいつも仕事が忙しくて、今日もバタバタだったよ。あと少しで週末だから、お互い頑張ろう!
ちなみに来週の3連休って、空いている日ある?
見て分かる通り、1番は敬語とタメ口のMIX、2番は敬語のみ、3番はタメ語のみです。
多くの方が①の文章を一番好感すると思います。
ここでポイントになるのが、適度に敬語とタメ語をMIXすると、敬語も堅苦しく聞こえないことです。
「お疲れ様でした。」とか「頑張りましょう。」とか、要所を敬語でまとめているのもポイントです
タメ語にも様々な種類がある
出会い系アプリでは、最初のうちからタメ語を織り交ぜた方が距離を縮めやすいです。
タメ語にも色々な種類があって、最初のうちは"礼儀正しいタメ語"を使うように心がけましょう。
- 礼儀正しいタメ語の例
こんにちは。今日は何しているの?こっちは雨降って草野球中止。DVDでも借りて家でゴロゴロする休日になりそうだな。
- 砕けすぎたタメ語の例
オッスー、今日何してんのー?俺は雨で草野球中止になっちゃったから、DVDでも借りて家でゴロゴロした休日にするかなー。
この例文を見比べてみると、タメ語でも、くだけすぎると子供っぽく映ってしまうのが分かると思います。
一度会った相手であれば、実際の本人の感じと適度なギャップがあって、くだけた文章の方が受け入れられることもありますが、会う前の過程では、なるべく無難なタメ語を使うようにしましょう。
敬語からタメ語に切り替えるタイミング
最初は適度に敬語を混ぜることが大切ですが、なるべく早い段階でタメ語へ切り替えていく努力をしましょう。
敬語からタメ語に切り替えるタイミングは、ツッコミを入れるタイミングが最適です。
また、トーンも一段階あげて、ここで会話を盛り上げようというタイミングで敬語を使っていくと、受け入れてもらいやすいです。
例① 何かを否定したいしたいとき
敬語:それは違うんじゃないですか?
↓
タメ語:いやいやいや、それ絶対違うってー!!
例② 褒められて謙遜する返しをするとき
敬語:そんな褒められることではないですよ。
↓
タメ語:いや、そこまでじゃないよ。盛りすぎだって!
例③ 食事で美味しいリアクションをするとき
敬語:美味しいですね。
↓
タメ語:えっ、すごい美味しい!
このように、敬語で返す言葉をそのままタメ語に変えるのではなく、最初のうちはオーバーリアクション気味にして、ついつい盛り上がってタメ語が出ちゃった。みたいな感じにすると良いです。
1〜2回試してみて、相手の反応が悪くなければ日常的な会話もタメ語に切り替えていきましょう。