恋愛賢者が教えるおすすめ30の攻略法でマッチングアプリを極めよう。

マッチングアプリ悪徳業者による主な5つの被害を詳しく解説します。

悪徳業者の手口と被害~利用時には注意が必要

悪質業者の手法では、サクラ・美人局・架空請求等があり、その他悪質業者の特徴や摘発事例をまとめました。当サイトではこうした詐欺行為は一切ない優良業者のみをピックアップして紹介しています。

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悪質マッチングアプリの手口を暴露

摘発事例も増えつつある悪質業者

マッチングアプリ業界では、老舗や大手の健全な運営による優良サービスが定着してきた一方で、いまだにサクラや詐欺行為を繰り返す悪質な業者も少なからず存在しています。
当サイトで紹介しているお奨め優良マッチングアプリを利用すれば、ここで解説するような被害に遭うリスクはほとんどありません。

それでも、これからマッチングアプリを利用しようと考えている方や、過去に被害に遭った経験のある方の中には、マッチングアプリに対して不安や悪いイメージを持っている方も多いかと思います。
安心して利用するためには、まず悪質業者がどのような手口で運営しているのかを理解しておくことが大切です。

当サイトでは、サクラや美人局(つつもたせ)、架空請求など悪徳業者の代表的な手法を業界の裏側から解説しています。
なかには、えげつないと感じることもあると思いますが、手法さえ理解しておけば自然と防衛策も見えてくるはずです。

全体として、業界内では悪質な業者が減少傾向にありますが、完全になくなったわけではありません。
利用者は警戒心を持ち、サービス選びは慎重に行うことが必要です。

安全面の進化が著しいマッチングサービス

  • マッチングアプリはサクラばかりだ
  • 犯罪の温床って言われてるし
  • 架空請求とか詐欺被害にあったらどうしよう

「どうせ悪質ユーザーやサクラ業者ばかりだろう」というイメージを持っている方も少なくないかもしれません。

特にガラケー時代の出会い系サイトは、悪質サイトが蔓延り決して健全な環境とは言えませんでした。
しかし、その後の法改正や悪評の影響により、悪質な業者の多くは廃業に追い込まれました。
現在ではセキュリティを大幅に強化し、健全な運営を続ける一部の大手優良サービスのみが残り、業界の全貌も大きく変わっています。

特に当サイトで紹介している優良マッチングアプリは安全面・セキュリティ面では確かな自信を持っているので、この中から選択いただければ安心してご利用いただけるでしょう。

【推奨】優良マッチングアプリ一覧

現代のサービスの安全対策

強化されたセキュリティ機能

セキュリティ対策を施されたマッチングアプリのサーバールーム

かつて、出会い系サービスはサクラや業者の不正行為が多発し、ユーザー間のトラブルが急増したことで一度は廃れました。
スマホアプリの普及に伴い、セキュリティ機能が大幅に強化され、安全性が飛躍的に向上したことで、業界は再び活気を取り戻しました。
現在のマッチングアプリには、従来のサイトにはなかった以下のセキュリティ機能が充実しています。

  • 24時間パトロール体制
  • 通報システム、ブロック機能
  • 悪質アカウントの自動検出技術
  • 身分証アップロード

サービスによっては身分証アップロードに対応していないですが、有人管理とシステムによる監視体制が大幅に向上しており、業界全体として安全性は飛躍的に高まっています。
最新システムと人の目による監視を充実することで、サクラや業者、売春やイタズラ目的などの悪質ユーザーはほぼ根絶されています。

女子会員集めにも効果覿面

徹底した安全対策と業界イメージの改善は、サクラや悪質業者の排除にとどまらず、女性会員の増加にも大きく寄与しています。
特にこれまで"ネットで出会うなんて…"と敬遠してきた真面目な女子層から一目置かれる存在になったことで、真剣な恋愛を目的とした利用者が急増しているのです。

大手マッチングアプリ・サイトは生き残りを掛け、サクラや業者の一掃を行うと共にクリーンな広告戦略でイメージUPを進めました。
結果、一般層女性の流入が増えていきサクラを雇った運営を行わずとも充分な収益が出るビジネスモデルが構築できたのです。

この変化により男性ユーザーにとっても、安全性が高い、真面目な女性が多い、サクラが少ないと三拍子揃った優良サービスに生まれ変わったのです。

真剣恋愛できるマッチングアプリ特集

中小規模サイトは淘汰された

現在人気のサービスは、次のいずれかに分類されます。

  • 運営実績が長い老舗サービス(ワクワクメール、PCMAX、YYCなど)
  • 上場企業など大手が運営するサービス(Omiai、ペアーズ、Youbrideなど)

既に厚い支持を受けている老舗サービスでない限り、新規参入して利用者を獲得するには魅力的なシステムを作り、莫大な広告費をかける必要があります。
そのため、ここ数年で人気を集めている新しいアプリやサービスは、例外なく上場企業が手掛ける大規模プロジェクトとなっています。

老舗の場合、悪徳業者が乱立する氷河期も一貫して正統派サービスを提供してきた実績と信頼があり、今も根強い人気があります。

マッチングアプリのようなシステム自体は企業向けにパッケージ化されており、立ち上げ自体は500万~1,000万円の初期資金があれば可能です。
しかし、現在の業界全体のクオリティ向上に伴い、有人パトロールや通報機能、自動検出システムなどのコストのかかる安全機能を実装し、さらに広告費も継続的に投下しなければ、十分なユーザーを確保することは困難です。

また、ユーザーのリテラシーも向上しており、過去のように粗悪なサイトでサクラを雇い、不当な課金をさせるといった手法は通用しなくなっています。

たとえ本当に優良なサービスを目指したとしても、ユーザーの確保には膨大な広告費が必要です。
一説によれば1課金ユーザーを確保するためには約1万~2万円の広告コストがかかるとされています。
仮にユーザーが月に5,000円ペースで課金したとしても黒字化するのは3~4ヶ月を要するため、それまでの赤字運営が避けられません。
このため、資金力の乏しい中小規模のサービスは自然に淘汰されてしまいました。

Google/Appleの締め付け強化

マッチングアプリの利用が一般化する一方で、近年はGoogle PlayやApple Storeによる規制が厳しくなり、品質の低いアプリはリリース直後に強制的に削除されるケースが増えています。

業界では「リジェクト」と呼ばれ、両社のガイドラインに違反していることが削除理由のようです。

多額の資金を投じて開発したアプリが、数日で凍結されることが続けば、業者も撤退を余儀なくされます。
このような状況の中で、多くの中小業者が姿を消し、結果として大手が優位に立つ現在の市場構造が形成されています。

ユーザーにとっては、信頼性の高い大手サービスのみが残るため、安心して利用できる環境が整っているといえるでしょう。

有害な業者の存在とその影響

騙される側が悪いと開き直る悪徳業者

マッチングアプリで「業者」と呼ばれる悪徳業者は、サクラと混同されがちですが、その手口は異なります。
業者は、女性ユーザーを装い「こちらのアプリで連絡を取りましょう」と他のサービスに誘導し、利用者に金銭的損失を与えます。
また、業者に会員を奪われることで運営元にも不利益が生じるため、大手マッチングアプリでは、24時間365日の監視体制で業者対策が行われています。

悪質マッチングアプリの特徴

悪質業者の特徴は次のとおりです。

  • 高額な料金設定
  • 女性は全てサクラorキャッシュバッカー
  • 他の詐欺サービスへの誘導
  • メールアドレス等の個人情報が詐欺業者へ流出するリスク
  • 架空請求の可能性
  • リニューアルを頻繁に行い、悪評が広まるとサービス名を変える
  • システムの安定性が低く管理がずさん

このようなアプリでは、一般女性ユーザーがほとんど存在せず、利用者が悪質なユーザーとのトラブルに巻き込まれることが少なくありません。
対策として「24時間パトロール体制」を謳っていることもありますが、実態は不十分で、サクラや業者が平然と横行しています。

残存する悪質アプリの巧妙な手口に注意

悪質なマッチングアプリの多くは自然に淘汰されましたが、未だに一部が巧妙な手口で残り続けており、ユーザーを欺く手段を進化させています。

すれ違い機能で架空の女性を表示

実際には存在しない魅力的な女性を「○○駅で○○さんとすれ違いました」と表示し、サクラに対する警戒心を解きます。

複数の写真を用意してリアルさを演出

複数の写真を使うことで「本物のユーザーらしさ」を演出する手口もよく使われています。
SNSから画像を転用しているだけということが多く、Google画像検索である程度判別が可能です。

絶妙な料金設定

一昔前には1通1,000円といった法外な料金が設定されていましたが、今では1通100〜200円と、一見詐欺だとわかりにくい価格に設定されています。
また、キャッシュバッカーと呼ばれる一般人を装ったユーザーを利用する手口も多用され、サクラか否かの見分けが困難です。

いかがでしょうか?
実際にマッチングアプリを駆使した私たちですら、サクラか否かを100%判断するのは難しくなってきています。
だからこそ、運営会社と実績からサクラ排除を宣言している大手に的を絞り、安全なマッチングアプリライフをおくっていただきたいのです。

悪質マッチングアプリの被害者が絶えない理由

マッチングアプリの悪質業者によるトラブルは、ほとんどが男性ユーザーです。

女性ユーザーの場合、優良サービスでは利用が無料で利用できるケースが多く、わざわざリスクを伴う悪質なサービスに手を出すメリットがありません。
よって、悪質アプリに引っかかりにくくなっているのです。
また、身分証明やSNS認証などの本人確認が行われていないアプリには、不安を感じて利用を避ける女性も少なくありません。

真剣な出会いを求めている女性

それに対して男性は、次のような不満を持っていることがあります。

  • お金を使いたくない
  • 個人情報の登録とか面倒
  • 他の詐欺サービスに誘導される
  • 「簡単にヤレた」という口コミレビューを信じてしまう
  • 大手マッチングアプリは男性ライバルが多すぎて、マッチングできない

これらの心理を持っているため、登録完全無料や無料ポイントプレゼント、個人情報不要で利用できる、女性比率が高いなど、信じがたい悪質業者のうたい文句に簡単に騙されてしまいます。

しかし、悪質なアプリの女性ユーザーはほとんどがサクラであり、メッセージのやり取りが返ってくることで課金を促され、手応えを感じたユーザーがさらに利用してしまうといった悪循環が生まれているのです。

悪質業者に惑わされないために

マッチングアプリは恋愛や出会いの場として便利ですが、利用するには十分な警戒心も必要です。
信頼できる優良サービスを選び、簡単に出会えるという安易な言葉に惑わされず、しっかりと自分の選択と安全性を見極める心構えを持つことで、リスクを回避できます。

キャッシュバッカーとは

ユーザーに忍び寄るキャッシュバッカー

キャッシュバッカーとは、ポイント制マッチングアプリにおいてキャッシュバック収入目的で活動している女性のことです。
通常、男性ユーザーは1通のメッセージ送信ごとに約50円を課金しますが、その裏で女性ユーザーには数%のキャッシュバックが付与され、貯まったポイントはアプリ内で使うほか現金に換金することも可能です。

キャッシュバッカーは別名「メールレディー」とも呼ばれており、サクラではありませんが、彼女たちとやり取りをしても会える可能性は低いです。
課金を重ねてもメッセージ交換が続くだけになることが多いので注意しましょう。

キャッシュバッカーの実態と見極め

キャッシュバッカーはメッセージ送信ごとにポイント消費される従量課金制限定のものです。
ペアーズやOmiai、Youbrideに代表される定額制サービスは女性へのポイントバック機能はなく、キャッシュバッカーは一切存在しません。
気になるのは、PCMAXやYYCなどの大手ポイント制マッチングアプリにもキャッシュバッカーがいるか?という点ですよね。

帰宅途中にマッチングアプリを利用する女性

結論から言えば、大手の優良サービスでは、キャッシュバック制度が存在しないか、還元率が低く抑えられているため、キャッシュバッカーが活動しにくいのが現状です。
たとえばハッピーメールではキャッシュバック率が2%に設定されており、実際に利益を得るのは難しい状況です。

一方、悪質な高額課金アプリでは依然としてキャッシュバッカーが存在し、1通あたり100円のキャッシュバックを得るような仕組みが残っています。
短時間で高収入を得られる可能性があるため注意が必要です。

キャッシュバッカー需要は減少傾向

かつてはキャッシュバッカーの需要が非常に高く、マンションの一室にスタッフが集まり、ひたすらメッセージをやり取りするケースもありました。
しかし、SNSでの拡散や評価サイトによる暴露により、運営側もリスクを感じるようになり、定額制サービスの普及とともにキャッシュバッカーの需要は急速に減少したのです。

ポイント還元プログラムとは

一部の大手サービスではポイント還元プログラムも存在し、特定のアクティビティで景品に交換できるポイントが付与される場合がありますが、現金還元は不可であるため、キャッシュバッカーのような収入は得られません。
これは「お得感」を提供するための仕組みであり、キャッシュバッカーとは別物です。

キャッシュバッカーの転身先

以前キャッシュバッカーとして活動していた一部の女性は、収益が減少したためビデオチャットサービスに転向しています。
ビデオチャットは1対複数の配信が可能で、人気が出れば1分で数千円を稼ぐこともでき、キャッシュバッカーとは異なる桁違いの収入を得ることができます。

チャットレディが利用しているヘッドフォン

こうした新しい収益手段の登場も、キャッシュバッカーの減少に影響を与えています。

サクラによる被害とは?

知らずにサクラに騙されている男性

恋活・婚活サービスを利用する際の被害で最も多いのがサクラ被害です。
マッチングアプリは基本的に男性ユーザーからの課金を収入源にしているため、運営側が偽の女性アカウント、つまりサクラを用意し、男性に課金を促すことがあります。このサクラ行為は悪徳業者がよく使う手口で、課金を重ねても決して出会うことはできません。

サクラという言葉は、もともと「偽客」を意味する明治時代の商売用語からきています。期待させながら実際には出会えないサクラ行為は、男性ユーザーへの詐欺行為として非難されています。

悪質なサクラ業者の特徴

サクラの主な目的は、男性ユーザーに登録してもらうことと、メッセージのやり取りをして課金してもらうことの2つです。
サクラがいる悪質マッチングアプリのほとんどは、男性に課金させようと積極的にアプローチしてきます。

サクラ頼みの悪徳サービスでは、利用者が増えると悪い評判が広がり、最終的に閉鎖や名称変更に追い込まれることもありますが、それでも被害に遭うユーザーが後を絶ちません。

ホテルのベッドで手を重ねる男女

最近は、SNSや口コミレビューでの評価により、サクラを多用する業者は淘汰されつつあります。
セキュリティ体制が強化され、サクラだけでなくその他の悪質ユーザーも活動しにくくなってきました。

優良業者が「サクラなし」で運営できる理由

仲良く浜辺を走る男女

サクラを使わずにマッチングアプリで女性ユーザーを集めている業者には、次の2つの共通点があります。

  • 長年の運営実績がある老舗
  • 多額の広告費を投入できる資本力のある大手

こうした業者は、信頼性の高いサービスとして評価されているため、新規ユーザーが自然と集まります。
特に、サクラが横行する2000年代を生き延びてきた老舗サービスは、資本力がなくとも信頼できるといえるでしょう。

近年では、XやInstagram、TikTok等のSNS広告を活用し、真剣な出会いを求めるユーザー層に対して積極的にインプレッションできるアプリの躍進が目立っています。
充分な広告を投下できるマネーパワーと大手運営の安心感を強調できれば、女性ユーザーも集まり、サクラ無しでも収益の成り立つ運営ができるのです。

一方、限られた予算で新規参入する中小規模の業者にとっては、広告費やセキュリティ強化の負担が大きく、健全運営が難しい状況です。
そのため、少数のユーザーに多額の課金を求める悪質な運営に頼らざるを得ない場合があり、サクラの使用が続くことにもつながっています。

楽しそうに談笑するカップル

淡い期待から地獄に一転する「美人局」

美人局と知らずに利用してしまったホテルの部屋

美人局は「つつもたせ」と呼び、男女がグルになって行う詐欺行為です。

典型的な手口として、女性を「オトリ役」としてマッチングアプリやアダルト掲示板に登録し、男性とマッチングさせます。
関係が進み、肉体関係を持った後や、その場に至ったタイミングで、女性の「夫」や「恋人」などを名乗る男性が現れ、「俺の女に何をしている」と強い口調で詰め寄ります。
そして、相手の不倫を責め、職場や裁判を持ち出して脅迫し、高額な慰謝料を要求するのです。

一部のマッチングアプリでも美人局被害が報告されていますが、当サイトで推奨する真剣なマッチングアプリでは、美人局のリスクを抑えるためのパトロール体制も整っています。
一方、アダルト掲示板や「即会い」などを売りにしたサービスではこうした被害に遭うリスクが比較的高いので、利用時には注意が必要です。

人妻系アダルト掲示板で知り合った女性と待ち合わせする男性

優良マッチングアプリで美人局が成立しにくい理由

美人局は、実際にオトリの女性と会わせて関係を持つ必要があるため、マッチングアプリ関連の詐欺行為の中でも難易度が高いです。
特に、真剣な恋愛を目的とする優良マッチングアプリでは、美人局が成立しにくい環境が整っています。

まず、真剣な恋人探しが前提のアプリでは、恋人や配偶者がいないことが条件となります。
仮に美人局が行われても、男性側は「既婚だなんて聞いていない」と反論ができ、アプリ内のやり取りの履歴も証拠として提示しやすくなります。

また、真剣恋愛系のマッチングアプリの場合は、いきなり肉体関係に発展する流れになると、逆に怪しいと警戒してしまうものです。
メッセージのやり取りを繰り返して、デートも複数回すれば自然とそういう展開に誘導することもできますが、美人局の加害者側からしてみれば手間がかかり効率が悪いです。

優良マッチングアプリを利用する可愛い女子

それであれば、即エッチを目的にしているアダルト掲示板や、人妻だと公表して活動できるサービスでターゲットを探した方が圧倒的に効率的なのです。

美人局は逮捕率が高い

美人局は、オトリの女性や賠償金や慰謝料を請求する加害男性が直接被害者と顔を合わせることになります。
また、女性はマッチングアプリに顔写真を掲載していることが多く、身元が割れやすいです。

このように逮捕リスクが高いため、加害者も1〜2万円などの単位ではなく、数十万円〜数百万円を請求するケースが多く、現場で詐欺行為が完結しないことも多いです。
後日振り込めなどと話を持ち帰った被害者は、すぐにネットで調べると相談窓口や加害者が常習犯である情報を知って、態度を変えて戦う姿勢を出すケースも増えています。

こうした傾向により、美人局による詐欺は全国的に逮捕例が多く、犯罪者からもリスクが高い行為と見なされています。

美人局を逮捕する手錠

なにより、近年は顔写真がSNSで拡散されるリスクが高く、オトリ役を引き受ける女性がほとんどいません。
しかし、アダルト系や既婚者向けのマッチングアプリでは依然としてリスクが残っているため、注意が必要です。

美人局の対処法

美人局の典型的な手口として、加害者は「警察や弁護士に話す」「職場や家族に知らせる」と脅して、話を大きく見せかけます。
しかし、実際には加害者側も事態が大ごとになることを避けたいのが本音で、多くの場合は示談で済ませようとしています。

もっとも効果的な方法は、「警察でも裁判でもお好きにどうぞ。こちらも弁護士を立てて対処します」と毅然と対応することです。

美人局被害者で多いのは既婚者です。
既婚者が被害に遭うと、他の女性と関係を持とうとした事実を知られたくない心理につけこまれて示談に応じてしまいがちですが、落ち着いて強気な姿勢を保つことが重要です。

独身で彼女もいないのであれば、脅しに屈する必要はありません。
ネット上で知り合った他人が相手であることを念頭に置き、「こちらから脅迫罪で訴える」など逆に強い姿勢を見せることで、多くの場合相手が引き下がることになります。

マッチングアプリにおける「架空請求」

突然の身に覚えのない請求に驚く男性

国民生活センターの報告によると、架空請求に関する相談は一時的に減少したものの、平成28年度には再び増加に転じました。
マッチングアプリでも架空請求の被害相談が一部でありますが、全体的にはアダルト動画コンテンツが中心で、実際に登録したマッチングアプリから架空請求されるケースは非常に少ないです。
ここでは、マッチングアプリと架空請求の関係や、対処法について紹介しています。

架空請求には次の3つのパターンがあります。

  • 利用の事実がないにもかかわらず請求が来る
  • ワンクリック詐欺、ツークリック詐欺
  • 登録したサービスからの不当な請求

特に多いのは、サービスを利用した形跡がないにもかかわらず行われる架空請求です。

高額の請求にびっくりする男性

架空請求の多くは、どこかから入手したメールアドレスや電話番号に対し、「アダルトコンテンツ利用に伴う料金が発生しています」などと根拠のない請求を行い、利用者を動揺させて支払いを促す手口です。

また、アダルトサイトや怪しい広告を誤ってクリックしてしまった経験がある場合、こうした請求を真に受けてしまうことも少なくありません。
しかし、ワンクリック詐欺でURLをクリックしても、通常はIPアドレス程度しか収集されないため、個人情報の漏えいにはつながりません。

架空請求は、男女問わずアダルト動画閲覧を理由にしたものが大半であり、マッチングアプリや恋活、婚活サイトが直接対象になるケースは少ないのが実情です。

マッチングアプリは前払いが主流

マッチングアプリの料金形態は前払いのポイント課金制や、当月分・翌月分を前払いしていく定額制が主流です。
これは悪質マッチングアプリでも共通していて、料金後払いというのは業界の常識からは離れています。

2000年代前半には、後払い制をうたいながら実際は高額な利用料金を請求する悪質なアプリが横行し、社会問題にもなりました。
その結果、ほとんどのマッチングアプリで後払い方式が廃止され、詐欺業者も事前課金で利益をあげる方式に移行しています。

つまり、前払い制のアプリであれば架空請求のリスクは低くなる一方、サクラなど別の手口による被害の可能性は依然として残ります。
マッチングアプリを利用する際には、架空請求よりも他の詐欺行為への注意が必要です。

さらに、現在普及しているマッチングアプリの多くはスマホアプリとして提供され、AppleやGoogleの審査を経ているため、架空請求などの詐欺行為はほぼ排除されています。
架空請求に限れば、最新のマッチングアプリは比較的安全に利用できる環境が整っています。

ビーチで自撮りするカップル

架空請求にあった場合

マッチングアプリに限らず、架空請求はメールやウェブ通知で「住所や電話番号、勤務先を把握している」「法的措置を取る」「内容証明郵便を送る」などと脅してきますが、ほとんどの場合はただのハッタリです。
架空請求業者は、ユーザーからの問い合わせによって個人情報を収集しようとしています。

不安を感じたり、自分が関係ないことを示したくなっても、請求に書かれた連絡先には絶対に連絡しないようにしましょう。
連絡すると、本名や電話番号などの個人情報を引き出され、さらに請求がエスカレートする可能性があります。

もし架空請求がメールやウェブ経由で届いた場合は、無視するのが最も安全です。
実際に電話が頻繁にかかってきたり自宅に郵送物が届いたりする場合でも、業者とは直接交渉せず、まずは国民生活センターなどの専門機関に相談してください。

悪質業者の「摘発事例」

摘発・逮捕された悪質業者

悪質業者が行っているサクラ行為は詐欺にあたります。
実際、過去には摘発されたケースも複数あり、ネット犯罪を取り締まるサイバー警察が日々、悪質なサービスを摘発するために動いています。

e-フレンズ
  • サクラのアルバイトを使って男性会員2人から9万円を詐取。
  • 詐欺罪で運営会社の社長・関連会社の社長ら8名を逮捕。
  • 同サイトは37万人の会員を集めた(ほぼ全員が男性)。2004年以降、累計270万人から計16億円の売上が発生。
出会いビービーズ
  • サクラによって、虚偽の出会い系サイトで利用者から料金を詐取。
  • 詐欺容疑で社長や元従業員6名を逮捕。
  • 同サイトは全国12万人の会員をかかえ、被害総額は20億円以上。
  • 同社に対して45名から被害届が出されサイバー警察が調査していた。
株式会社ウイングネット
  • 「ライン」をはじめ22の出会い系サイトを運営し、2010~2012年の間に37万人から116億円以上を詐取。
  • サクラとして雇われたアルバイトは170名以上。
  • 社長と元役員は詐欺容疑で逮捕。

これらの事例は摘発された中でも有名なケースですが、悪質業者は依然として数多く存在し、摘発されるのは一部に過ぎません。
被害が大規模でなければ警察が動きにくいのが現状です。

サイバー警察の実績と摘発の効果

警視庁の石碑

サイバー警察こと「警視庁サイバー犯罪対策課」は1999年に設立されたネット犯罪専門捜査機関です。
出会い系が流行した当初から捜査にあたってきましたが、証拠がつかみにくいためか摘発には苦戦し、一時期はサクラ業者が乱立していました。

2010年以降、サイバー警察は特に規模の大きな悪質業者を重点的に摘発するようになり、実績を上げています。
たとえば、ウイングネットの摘発では、2013年に運営者が海外逃亡する事態も発生しましたが、2016年には社長が逮捕されています。
こうした取り締まりの強化により、業界全体でサクラを使った詐欺行為は減少傾向にあります。

2010年以降の恋活・婚活サービスの改善は、スマホアプリ化による利便性やセキュリティ強化だけでなく、サイバー警察の取り締まりが安全性向上に寄与している点も大きな要因だといえるでしょう。

今後は無届のマッチングアプリも減少する見込み

2017年2月にサイバー警察が無届でマッチングアプリを運営した容疑で社長ら3人を逮捕しました。
無届けによるマッチングアプリ運営での摘発は全国初のことで業界でも大きな衝撃になりました。

参考記事:出会い系規制法と警察対応

現在も、規制を避け「恋活・婚活サービスではない」との表記を入れ、無届で運営しているアプリは多いですが、この摘発を機に、無届アプリは今後減少していく見通しです。 無届アプリを利用した場合、課金したポイントは運営会社が摘発されると返金されないリスクもあるため、注意してください。

当サイトで紹介しているマッチングアプリはすべて正規の届出済みですので、安心してご利用いただけます。

優良サービスで知り合い愛を育む男女