瞬時の返答が求められる対面会話
デートでは一定のペースで会話をしたり、話そうと思っていた話題を強引に貫くのではなく、臨機応変な対応が求められます。
鉄板トークを用意していたのに、デートで会話が盛り上がらない場合は、アドリブが足りないのかもしれません。
このページでは、実践で使えるテクニックや考え方についてまとめました。
臨機応変な会話力とは、次の要素があります。
- 会話を自分中心か相手中心で進めるか?
- 口調の変化やメリハリ
- 話題を切り替えるタイミング
それぞれ、具体例も添えて詳しく解説します。
食いつきを見て話の主導者を変える
会話には、話のメインを自分にするか相手にするかの2つのパターンがあります。
自分のことばかり話そうとしたり、知識がない話題に対して質問攻めしてしまうのは良くある失敗パターン。
話の内容や相手の食いつき方を見て、適切に話の中心をどこに置くか正しく設定しましょう。
例えば、学生時代のバイト話題になって、女性の方が食いついてきたとします。
そこで会話が盛り上がりそうで、自分もバイトのエピソードがたくさんあるからといって、自分の話をガンガンしてはいけません。
自分の方が面白くて中身がある話題ができる場合でも、女性が話のネタを持っているのであれば、それを優先して聞いてあげることが重要なのです。
女性は自分の話をすることで満足感を得て、その時間が有意義だったと感じる生き物。
相手の話が終わったり、聞き返されたらはじめて自分の話をします。
根本的に相手の食いつきが悪い場合は、自分の話を少ししてみて、それでも盛り上がらないのであれば無理して長引かせず話題を切り替えることも大切です。
事前に準備しておきたい話題は次の記事も参考にしてください。
口調に変化やメリハリをつける
話が面白い人の特徴をみると、口調を臨機応変に変えていることがわかります。
基本的に出会い系アプリからの出会いでは、初対面・初デートになるので礼儀正しい対応が求められます。
ある程度敬語を使ったり、丁寧な話し方をしないといけませんが、会話の要所ではラフでフレンドリーな感じで変化やメリハリを付けると、会話が弾んで距離が縮まるでしょう。
口調を変えるタイミングとしては"ツッコミ所"がベスト。
たとえ相手が嘘をついていなくても、普通ではなかなかない話をしたら「えーー!!さすがに嘘でしょー!?」と一気にトークのギアを変えます。
一度口調を変えて盛り上げても、話題が落ち着いてきたら冷静な口調に戻します。
このように変化やメリハリがあって、大げさなリアクションをしてあげると、相手もリアクションが大きくなるトークをしたいと会話に気合いが入るでしょう。
基本は、ここぞ!という場面を見計らって思いっきり口調に変化をつけてみましょう。これだけで単調感が無くなり会話が"弾む"感覚を得られるはずです。
メッセージ返信のタイミングで解説した"返信のメリハリ"と同じで、マンネリ感を解消することが大切です。
話題を切り替えるタイミング
デートは、ひとつの話題だけで繋ぐことはできず、色々な話題を展開しなくては成り立ちません。
実は、話題を切り替えるタイミングも重要で、盛り上がり方や女性の食いつき方を見て適切な判断が求められます。
女性の反応が悪く、コロコロ話題を切り替えてしまうのも一つの失敗例。
デートでは女性も緊張しているので、緊張の壁を打ち砕き心の扉を開くことができなければ、いくら話題を切り替えても"上の空"でしょう。
こちら側もすぐにストックネタを使い果たして、球切れになってしまうのがオチ。
打ち解けることができず、どんな話題でも苦戦しそうな印象を感じたら、相手のプロフィールの中でも一番食いつきそうな話題にしたり「緊張するよね」と心境について触れてみてもOK。
緊張についての話は、自分が過去にメチャクチャ緊張して失敗したエピソードなど、相手が緊張していることに共感する効果もあり、意外な切り口や失敗談を挟むと思った以上に相手の緊張が和らぐかもしれません。
話題は切り替えるタイミングの見極めだけではなく、臨機応変に切り替える話題をピックアップすることも求められます。
話題が途中で途絶えた場合
例えば、レストランで話が盛り上がりそうな状況で店員が料理を運んで来くると話題が途切れてしまったり、お手洗いの中座で会話が途絶えることはデートの中で何度もあると思います。
話題が途中で途絶えた場合は、相手から再度話はじめないのであれば会話を一度中断してしまっても良いでしょう。
横槍を入れられると、せっかく楽しく話していた話題も冷めてしまいますし、目の前に料理が出てきた等で状況が変わっているのに「それでそれで」と続けようとすると、しつこさが出てしまいます。
話題が途中で途絶えた場合のテクニックとしては、その場では話を途中のままにしてしまいます。
そして、少し時間が経って会話が途絶えたときに「そういえばあの時話していたこと、もっと聞かせて」と再燃させるのです。
少し時間をあけることで、ひとつの話題を2回に分けて話をしても新鮮さが生まれ会話が盛り上がるものです。
ただし、相手の話途中に中段された場合は「とりあえず、ご飯食べよっか」と一言添えてあげると"スルーされた"とは感じず丁寧ですね。
もっと極端な例を出すと、遊園地のジェットコースターに並んでいて、順番が来てジェットコースターに乗ったとします。
ジェットコースターに乗り終わった後は、並んでいる途中に話していた話題の続きをするよりも、ジェットコースターの感想について話をしたほうが良いのは明らかですよね?
会話が途中で途絶えた時は、再開しようとした時にもっと新鮮な情報や話題がないかを見極めて判断するとよいでしょう。